ブラックバイトに捕まるな!求人広告のこんなキーワードに要注意

アルバイトを始める時に見る、求人広告。貴重な時間を使って対価を得るのですから、気持ちよく働けるアルバイトを探したいものです。しかし、満を持して応募したアルバイトが、ブラックバイトだったら……? 今回はブラックバイトに捕まるリスクを少しでも減らすために、応募前にわかるブラックバイトの見分け方をご紹介します。

そもそもブラックアルバイトって?

ブラックバイトとは、どのようなものなのでしょうか。
労働問題に詳しいNHKの村田解説員によると、
・違法な長時間労働を強いる。
・残業代を支払わない。
・社員と同じように責任のある仕事を与えながら安い賃金で働かせる。
等といったケースがブラックバイトとされ、社会問題になっているようです。
 では、ブラックバイトに捕まらないためには、どうすれば良いのでしょうか。
実は、求人広告の中にあるいくつかのキーワードで、ブラックバイトに遭遇するリスクを少しでも下げる事ができるのです。

未経験者歓迎

未経験の人を歓迎しているというのは、裏を返せば未経験者でも雇わざるを得ない状況ということ。また、誰でも簡単に採用する会社は、アルバイトを個ではなく群で見るため、消耗品扱いされることもあります。仕事内容をよく吟味して、未経験でも挑戦してみたい時以外は、おすすめできません。

少数精鋭

少数しかいない職場で、長時間労働を強いられる可能性があります。人がいない分、正社員と同じような仕事をさせられたり、残業を強いられたりすることも。また、人が少ないので、休日をもらえなかったり、退職を希望しても辞めさせてもらえなかったり、というケースもあります。

即戦力

言い換えれば、すぐに戦力になってもらわなければならない程、人手が足りない、ということです。採用した人がすぐに辞めてしまっているブラック職場かもしれません。また、研修もなくいきなり現場に放り込まれる場合や、即責任ある仕事をさせられるケースも。自分にやり遂げる自信がない限り、避けた方が良いでしょう。

成長できる

成長するには、厳しい修行を乗り越えなくてはいけません。つまり、過剰なしごきやノルマが待っている場合があります。教育的指導と言いながら、パワハラや暴力に発展する可能性も。過酷な状況で心身を鍛えたい場合以外は、見送りましょう。

○○円以上稼げる

うますぎる給料に釣られると、その金額に達するまでには長時間働が必要な場合があります。また、指定された金額のみ支払われ、どんなに長時間労働しても残業代がもらえない可能性もあります。具体的な時給と労働時間が確認できないなら、ブラックバイトの可能性が高いです。

アットホーム

他にPRポイントがない時に、求人広告の代理店がよく使うキーワードです。また、実際にアットホームであっても、同僚同士の仲が良すぎて、仕事以外の付き合いを強要される可能性もあります。長く勤めるつもりがないのなら、避けた方が無難です。

この言葉が書かれたアルバイトすべてが、ブラックというわけではありません。しかし、こんなキーワードが出てきたら、一歩立ち止まってみてください。
アルバイトに応募する時は、募集広告をよく読み、信頼できそうな会社を選ぶことが大切です。